安田記念の勝ち方、考えてみます/ハルウララ。
オークスのときは、勝ち方教えます! だったんですけどね(^^;)
でまあ、とりあえず、過去5年のレースを見てみようと思います。
JRAビデオインタラクティブ↓
http://www.jra.go.jp/videointeractive/guide.html
ただ、5年前のフェアリーキングプローンのレースは参考外。
このときは、外目が良かったようなので。
さてさて。
↑のレースを一通りみた感想としては……問われるのは『底力』なんだなぁ、と。
特に、アドマイヤコジーンが押し切ったシーンや、ブレイクタイムやローエングリンが捕まったシーン象徴されるそれは、持ち味を出し切った後のチカラ、とでも言ったらいいんでしょうか?
コース取りに関しては、実は外を回っても、来れる馬は来る、みたいな感じで。逃げ切りは一度もないですし。
それよりもむしろ、自分の100を出した後、さらにいくつを搾り出せるか、そんな部分が求められるレースであるような気がしました。
勝ち馬の乗り役に、錚錚たる名前が並ぶというのも、そう考えると納得がいきますよね。
さて、そこで。
たった今確定した、安田記念の出走馬名表を見ながら、まろん的底力ランキング、なんてものを作ってみたいと思います。これは、過去のレースを思い出しながら『底力!』って思えたシーンを探してみよう、というものです。
フリーハンデとはちょっと違うのは、実績よりも、まろんの主観で選んでる、ってコトですね(^^;)
3位・サイレントウィットネス
前走、初のマイル戦がGI・チャンピオンズマイルだったわけですが、その内容の濃いこと濃いこと。粘り腰は3枚か4枚か? とにかく渋太かったですね〜。
この馬がどれだけ強いかは、昨年のスプリンターズSの3着馬・ケープオブグッドホープを物差しにすれば容易に想像が付くところ。
スプリンターズSで、馬ごみから這い上がってきたあの馬の脚も、なかなか底力を感じさせてくれるものがありました。それに対して1度も負けていないっていうんだから恐ろしいです。
2位・テレグノシス
前走の京王杯、唯一頭後方から脚を伸ばしたのが印象的。最後、アドマイヤマックスを封じ込めたときの脚に、気迫と底力を感じました。
あと、中山のスプリングSで、タニノギムレットに抗戦したときの内容もグッド!
ただ、気になることとしては、そのどちらも勝ったレースではない、ということでしょうか?
1位・ブリッシュラック
この馬は、前走の香港チャンピオンズマイルしか見ていないんですけど、どう考えても進路がなさそうなところを抉じ開け、そこから再加速して、決して失速はしていないサイレントウィットネスを捕らえた脚は、まさにお見事!
内4〜5頭分のスペースで勝負しなくてはならない今週の府中には打ってつけかも?
以上、まろん的底力ランキングでした!!
みなさんの考える『底力』とは、合致しましたでしょうか?
ちなみに、逆ランキングは、3位ハットトリック・2位ダンスインザムード・1位バランスオブゲーム、って感じです。みんな、能力の分だけは走っているけど……みたいな印象です。
ただ、前出のとおり、底力をイマイチ感じないタイプの馬でも、2着3着には来ちゃうんですけどね(^^;)
★☆★
ハルウララ:馬主が年内に引退レースの意向(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/keiba/news/20050602k0000m040031000c.html
とりあえず、復帰できてよかったなぁ……と思います。
まろんは、ハルウララが一息入れるってことに関しては、結構賛成だったんですね。
そこに至るまでの過程に疑問はあったけれど。
疲労と競走馬の能力の関係を、これほど明確に表してくれる例というのは、きっと、今後はもう現れないのではないかと思いますし。
それもまた、とても興味を惹かれる所以です。
同時に、1回限りであって欲しいとも願うわけですが。
何はともあれ、どんな走りを見せてくれるのか、とても楽しみです。
ただ、応援団長に森田健作って……ぶっちゃけ、この人競馬知らんやろ〜?(^^;)