伝統の一戦!!
『西の名伯楽・伊藤雄二vs東の最強トレーナー・藤沢和雄』
90年代〜現在の競馬を語るとき、この対決というのは、本当に見ごたえのあるカードを量産した、まさに伝統の一戦だったと思います。
私が思い出に残っているのは、ファインモーションのエリザベス女王杯〜シンボリクリスエスの有馬記念へと続く流れです。
女王杯に、オリビエペリエを配したダイヤモンドビコーで参戦した藤澤先生。
しかし結果は、ファインモーションの影さえ踏めず、2馬身半差の完敗。
でも、そのときのコメントが、とても素敵(^^)
「これじゃファインモーションの応援に来たみたいだよ(苦笑)」
けれど、その借りは、しっかりと有馬記念で返す、と。
初の中山コースで、子供のレースをしてしまったファインモーションに対し、同じ3歳でも、クリスエスは大人のレースをして見せました。
でも、この名物カードも、もうすぐ見納めなんですよね。。。
現在68歳の伊藤雄二先生は、まもなく定年を迎えてしまうので。
たしかに後進に道を開くということの重要性もあるのだろうけれど、超一流の調教師に対しては、生涯現役を続けられる道もあってもいいんじゃないかな〜。。。なんて思うところですが。。。
たとえば、重賞を50勝以上した調教師は、生涯現役、とか?
ダメかな〜?
……と、話が少しそれました。
本題に戻しますと、明日の新潟大賞典で、この伝統の一戦が見られるのだ! ということなのでございます(^^)
藤沢厩舎は、北村宏司騎手を配したスズノマーチ。
伊藤厩舎は、藤田伸二騎手を配したエアセレソン。
現在、ほぼ並んで、がっぷり四つに一番人気を分け合っています。
まろん的には、今回はエアセレソンに『◎』
理由は、なんだかこっちの方が「濃そう」なので(笑)
伊藤雄二厩舎=エアグルーヴを想像される方は少なくないと思いますし、エアセレソンのお母さん、リボンストライプは、伊藤雄二先生にダービーを取らせてくれた、ウイニングチケットの全妹と来ているんです。
これはなかなかドラマチックな配合?
まあ、藤澤先生は、意識的にそういう柵みたいなものを取り払おうとされている方なので、これを理由にしてしまうのはどうかな? とも思うんですけどね(^^;)
ただ、1ファンとしては、やっぱりそこに魅力を感じずにはいられないので(^^)
◎エアセレソン
○スズノマーチ
馬単と、抑えに馬連の2点で行ってみたいと思います〜(^^)